こんにちは。
令和元年に立ち上がったHYO_SO_の第二回展を京都で開催致します。
「HYO_SO_ステートメント」
物質の表層、現象の表層、感情の表層。
表層という場は普遍的に存在します。
こちら側とあちら側の狭間にある、お互いの表層は言葉を持てません。確かにそこにあるものを不確かに感じる私たちは表層を漂います。狭間を行き来し誤訳をはらむ表現集団として。
一方的に捉えることができたものは言葉や物質、経験などのカタチを持って成果物として持ち帰ることができます。社会の中でそれは個性として個人に保護され、個人に属していく。個人はお互いの表層を誤解しながら、かすれながら生活していく。その中で様々なコミュニケーションを取り誤解を翻訳しながら他者は相手の誤解を理解していくことで他者から成果物を共有し発展していきます。
スムーズに生活を進めるにあたって障害となる誤解、ズレ、バグは、思い出や恥、個人だけの黒歴史。社会では大不況、パンデミック。物質では傷物、アナクロなど速度のある流れていく生活を一時的に麻痺させる面白さがあります。
我々の行く末にはなにが待っていて、何が発生するのでしょうか。個人に、求め勝ち取る強さは持ち合わせているのでしょうか。それは社会が権力的に持ち合わせていて、それにさらわれることを待つために、ただ波を乗りこなすスタミナを持ち合わせればいいのでしょうか。
僕はこの展示会で等身大になれる気がします。
―第二回展 「表層の発生」のお知らせ―
HYO_SO_第二回展「表層の発生」を開催いたします。
2020年は様々な発生を表層に感じることができました。
信じることのできる情報の取捨選択を要請され、普通を回想し、同時に模索する事態となり、この時期に発生した事物や事情は、私達をとりまく壁をより薄弱なものに変えつつあるようです。
前回の第一回展は2019年12月に「表層の呼吸」と題し大阪の FLAT SPACE にて開催いたしました。二回目となります今回は京都に繰り出ての開催です。
第二回展の我々の表層をどうぞお楽しみください。
HYO_SO_第二回展 「表層の発生」
2021.3/16 (tue)-21 (sun)
12:00~20:00(最終日は17:00まで)
MEDIA SHOP | gallery1
京都市中京区河原町三条下る一筋目東入る大国町44 VOXビル1F
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